3D金属積層 造形立ち合い
積層条件でお悩みの方へ
「どの条件で造形すれば成功するのかわからない」
「試行錯誤の時間とコストを削減したい」
「実際の造形プロセスを自分の目で確認したい」
そんなお悩みをお持ちの開発担当者様に最適なソリューションをご提供します。
✅DED方式による高精度な3D金属積層造形
試作から共同開発まで、幅広いニーズに対応した受託造形サービスです。
✅完全予約制の立ち合い造形(現地のみ)
お客様のご都合に合わせて、造形工程をリアルタイムで確認いただけます。
※より集中した環境での検証のため、リモート立ち合いは実施しておりません。
✅カスタム条件での実証実験
・スポット径
・レーザー出力
・溶接速度
・パウダ供給量
・キャリアガス
・シールドガス
などの積層パラメータをお客様がご指定の条件で実際に造形を行い、その場で製品状態を詳細に確認できます。
✅最適条件の即座抽出
造形の進行状況を見ながら、リアルタイムで条件調整。無駄な試作回数を大幅に削減し、最短ルートでベストな設定を発見できます。
✅記録・資料化も完全サポート
造形プロセスの画像・動画撮影が可能です。社内での検討資料や技術蓄積にご活用ください。
こんな方におすすめ
・積層条件の設定に確信が持てない
・社内での試作回数を減らしたい
・実際の造形プロセスを学びたい
・失敗リスクを最小限に抑えたい
・技術者との直接的な情報交換を希望する
検証用試験片の造形立ち合い
製図前の重要な検証段階で威力を発揮するサービスです。
お客様の仕様に基づいてテストピースを造形し、引張試験・硬度測定を実施。(試験・測定は協力工場にて)
さらに、割断ブロックを金属顕微鏡で観察し、母材との溶け込み状態やポーラス(気孔)の有無を詳細に分析します。
これらの検証データはすべて資料として提出可能で、設計段階での判断材料として活用いただけます。
「本格的な製図に入る前に材料特性を把握したい」というニーズに最適なソリューションです。

試作部品の造形立ち合い
実際の部品形状での造形プロセスを間近で確認できる貴重な機会です。
複雑な形状や薄肉部、オーバーハング部分など、設計上の懸念箇所がどのように造形されるかをリアルタイムで観察。
造形中に発生する可能性のある反り、クラック、積層不良などの問題を即座に発見し、その場で対策を検討できます。
「CADデータ通りに造形できるか不安」「量産前に造形性を確認したい」といったご要望にお応えし、
設計変更の必要性や造形可能性を的確に判断いただけます。

リペア・修理品の造形立ち合い
既存部品の損傷箇所への肉盛り造形や欠損部の補修作業を立ち合いのもとで実施します。
母材と積層材の境界部分の溶け込み状態、熱影響による変形の有無、修理後の寸法精度などを逐次確認しながら作業を進行。
特に高価な部品や重要な機械要素の修理では、「本当に元の性能を回復できるのか」という不安を解消するため、各工程での品質確認が重要です。
修理プロセスの透明性を確保し、お客様に安心して修理をお任せいただける体制を提供いたします。

【対応材質】
インコネル(PI718)
ステンレス(SUS316L)
アルミニウム合金
チタン(TI-6AL-4V)
マルエージング鋼(QM300)
ハイス鋼(SPM30、SPMR8)
銅合金
ハステロイ
など、様々な金属材料が使用可能です。
また、上記材質の傾斜機能材(材料配合を徐変しながら造形)を使用することも可能です。
積層造形の課題解決に向けて、専門スタッフがお客様の状況をお伺いし、最適な立ち合いプランをご提案いたします。
