すり減った治具を、蘇らせる
金属3Dプリンター(DED)による摩耗部分だけの積層補修。
治具を作り直す必要はない。
摩耗した治具 / 金型ごと再製作が前提
金属3Dプリンター / 摩耗部のみ積層
治具がすり減るたびに、
大掛かりな対応を迫られてきた
摩耗は避けられない。けれど、その直し方には選択肢がなかった。
01
治具ごと作り直す
摩耗した治具を元通りにするには、治具ごと新しく作り直すのが一般的。摩耗している部分はごく一部でも、費用と納期は丸ごと分かかる。
02
摩耗していない部分まで手を加える
肉盛り溶接や機械加工で直そうとすると、熱影響や精度の問題から、摩耗していない周囲まで削り直しが必要になることが多い。
03
直しても、同じ場所がまた摩耗する
母材のまま補修すれば、耐摩耗性は変わらない。せっかく直しても、同じ摩耗が短いサイクルで繰り返される。
金属3Dプリンターは
摩耗した部分だけを
より強く生まれ変わらせる
直し方がちがえば、残るものがちがう
同じ「治具補修」でも、工法によってコストも耐久性もまったく異なる。
| 従来の治具補修 | 金属3Dプリンター(DED) | |
|---|---|---|
| 造形範囲 | 金型・治具を丸ごと再製作 | 摩耗した部分のみ積層(ニアネット造形) |
| 材質 | 母材のまま | 母材SKD11にSUS316L+ハイス鋼を積層 |
| 耐摩耗性 | 元のまま変わらず | 積層により向上 |
| 切削範囲 | 全体を仕上げ直し | 積層部のみ、最小限 |
母材はそのまま。
摩耗する面だけに、強い金属を重ねる
母材のSKD11に、密着性に優れたSUS316Lを下地として積層し、その上に耐摩耗性の高いハイス鋼を重ねる。摩耗が集中する面だけを、異なる金属で強化する。
同じ厚みでも、使われている金属はちがう。摩耗にさらされる最表面だけを、より硬く、より摩耗に強い金属に置き換えることができる。
治具は、そのまま使える
摩耗した部分だけを、積層で蘇らせる
